ミュウ・プチラテリーノ

夏のような暑い日でした。
ホッとした昨日が嘘みたいに一変して
ポッカリ穴が開いたような・・
そんな日になりました。

チビ♂ちゃんが亡くなりました。
昨日カテーテルの哺乳を何度か行ったので
それが原因での急変だと思っていました。
今朝には、兄弟の女のコも口で息をするようになり、
また同じパターンになってしまうのではないか不安でした。
パニャと兄弟とみんなで獣医さんに行きました。

レントゲンを撮ってもらい
チビ♂ちゃんの肺が収縮して異常が見れる事（不形成？）
胃にミルクがちゃんと入っている事、
誤嚥も少しみれるが、それの問題ではない事。

女のコは、肺はまだそこまで異常は見られないけど
呑気して胃に空気が貯まっていて、
ミルクを飲めない状態である事が解りました。


チビ♂ちゃんは、正直手の施しようがない状態なのは
もう見て解っていたのですが・・
女のコは可能性を信じて
今やれるべき事はやろうと思い
お薬を少しミルクに混ぜて
カテーテルで哺乳する事になりました。
（最初の空気を抜く作業が上手くいっていたか不安ですが）
夕方２回目の哺乳時には
薬を混ぜた事もあってか
呼吸が落ち着いてきていました。
昨日の事もあるので
じっくり様子を見ていきます。


他の兄弟達は体重も順調に増えていて
吸う力も強いので、問題なく育っています。
これから異変があるかもしれないし、わかりませんが
今の状態を信じて、見守っていこうと思います。




先生とこれからブリーディングしていく上で
考えなければならない事を
じっくりお話しました。

奇形が生まれてしまった以上
かけ合わせ、親からの遺伝の問題がでてきます。
パンナコッタちゃんは初めてのお産でした。
ウィルではなく、他の男のコなら
大丈夫だったかもしれないし、
まだわかりません。
ただ体の大きさから考えて
パニャには負担だったのかなと。
６匹も入っていた事で、
ちゃんと肺が形成できなかった可能性も
あったのではないかと。
そう考えると、とてもショックでした。

純血種特有の病気についての事、
“雑種は強い”は迷信かどうかという事（コレは私が質問したかった事）
今流行りのｍｉｘと雑種は違うという事
私が納得？するまで、じっくりお話して下さいました。

いつも、先生に感謝しています。
私が仕事として割り切る事が出来ない為に・・
いつもあらゆる策を考えて、手を尽くして下さいます。
本当にありがとうございます。



悲しい事がある度、自分にとって、本当にやりたい事なのかどうか
という疑問にぶつかります。
前のお店では雇われの身として、そこで自分に出来る全ての事をしました。
あまりにも不憫でつらい現状にあるコ達に
納得できない事、悔しい事が多々ありました。
今は全て自分で出来るので、更に愛情をかけてケアをして、一緒に暮らしてきました。
そのコドモ達から生まれたコが、色んな方に愛されて、
幸せに暮らしてくれる事が、私達の願いだと実感していました。
私が育てたコは『甘えん坊で懐っこくてとても優しいコになる。』というのが
唯一の自信でもありました笑


そして純血種それぞれの魅力も、みんなと接して初めて知りました。
その血を残していく事の意義を忘れてはいけないと思っています。


これからの事はまだ答えが出ていないけど・・
マフィンのコ達も順調に育ってくれているし
今の現状で、出来る限りのケアをしていく事が
私のやれる事なんだと思っています。

ブリーダーとしても
オーナーとしても
まだまだ未熟者ですが
温かく見守って頂ければと思います。

シルバータビーの♂・・ピーズ君。（ウィル似なので（ブラックアイドピーズより））


一番大きい♂・・ピコラ君。


ブラウンっポイ♀・・メレンゲちゃん。


色の濃い♀・・（哺乳中）・・キャラメルちゃん。